株式会社第一コンサルタンツが満50歳を迎えた平成25年11月29日、社員、家族、OBなど関係者200名がホテル日航高知旭ロイヤルに集って、創立50周年記念は式典・祝賀会を盛大に開催しました。
創立50周年記念式典・祝賀会プログラム
開催日時;平成25年11月29日(金)午後5時~8時
開催場所;ホテル日航 高知旭ロイヤル ゴールデンパシフィックの間
〈開会前〉
DVD放映、BGM(5分)
<式典の部>17:00~17:40
1.開会(司会;ホテル専属、川人唯さん)
2.社長あいさつ
3.感謝状贈呈 (創業者 矢野利男、第5代目社長 小田義人)
4.来賓祝辞
愛媛大学理事・副学長 矢田部龍一先生
四国クリエイト協会 福田昌史理事長
5.来賓の紹介
6.祝電披露
<祝宴の部>17:40~20:00
7.祝いの詩吟 (村山保先生)
8.鏡開き
9.乾杯
歓談
10.25年度採用予定者の紹介
11.社員若手による夢・決意表明を発表
歓談
12. アトラクション
OTOGI(金子裕則、河村泉兵衛)による演奏
本山桜チームによる「鳴子踊り
歓談
13.抽選会(親睦会)
歓談
14.閉会の辞
幹部会メンバーによる万歳三唱
創立50周年記念式典 ご挨拶
社長 右城 猛
1.あいさつ
第一コンサルタンツ第6代目社長をしています右城でございます。本日は大変お忙しい中、創立50周年記念式典にご臨席いただき、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
2.歴史
第一コンサルタンツは昭和38年11月29日、50年前の今日、矢野利男様によって創業されました。日本初の高速道路、名神高速道路が開通した年でございます。半年後には,「建設コンサルタント登録規定」が告示されました。これを契機に全国各地に建設コンサルタントが誕生しました。まさに,コンサルタントの黎明期と言える時代でした。
現在は、社員数100名の総合建設コンサルタントとなり、国土交通省、高知県をはじめ多くの皆様から高い評価をいただいています。
3.思い出
これまでの50年間を振り返りますと、仕事が少なくて経営がとても厳しい時期がありました。そうかと思うと、仕事が多くて社員だけでは処理しきれないときもありました。実力以上に難しい仕事をしなければならないときもありました。ミスやトラブルが次々と発生し、絶体絶命のピンチに追いやられたこともありました。そのようなとき、力になり、助けてくれたのが、ここにお集まりいただいている皆様方でした。
社員の皆様には、仕事が多いときは夜中まで残業をしていただき、仕事が少ないときにはボーナスを我慢していただきました。そのような社員を支えてくれたのは家族の方々でした。
今日,このように創立50周年を盛大に祝うことができますのは、ひとえに皆様方のお陰でございます。本当にありがとうございました。
4.社旗と社屋移転
私たちは、50周年の節目を次の100周年に向けての新たなスタートと考えています。その記念として社旗を制作しました。皆様の正面に、国旗と並べて掲示しています。
「社員が一丸となって、日本一のコンサルタントを目指そう。その旗印にしよう」という強い決意を込めて制作しました。
100周年を迎えるまでに高知県は南海地震に襲われ、大きな被害を受けることが予測されています。震災後には、第一コンサルタンツが真っ先に現場に駆けつけ、震災復興に当たらなければなりません。
ところが現在の会社は、3mの津波浸水区域にあります。オープニングのスライドショーで新社屋のイメージパース紹介させていただきましたが、2年以内には安全な場所に社屋を移転させる計画です。そして、防災拠点となる設備を整えたいと考えています。
5.人材確保と人材育成
第一コンサルタンツには、土木技術によって郷土を守るという大きな使命があります。この使命を果たす上で最も大切なのは人材です。優れた人材の確保と人材育成に対しましては、四国内の各大学、そして高知高専、高知工業高校の先生方に多大なお力添えをいただいております。心より感謝申し上げます。
6.3つの宝
今日、皆様方にお集まりいただき、つくづくと感じることがあります。第一コンサルタンツは、大きな宝に恵まれているということです。
1つ目は、優秀な社員という宝です。わが社の社員は誰もが熱い情熱を持ち、そして謙虚で誠実です。
2つ目は、信頼できる仲間という宝です。ここに集まっていただいている皆様方です。
3つ目は、信用という宝です。先輩達がこれまでに築き上げてきた大きな信用です。
この3つの宝を大切にし、さらに大きく膨らませてゆかなくてはならないと考えています。
7.実行委員会
今日の式典は、4月から社内に実行委員会を立ち上げ、準備を進めて参りました。
このような式典は、私たちにとって初めての経験でございます。それに加えて、今年はこれまで経験したことがないほど仕事が多く、その処理に忙殺されていました。このため、ゆき届かない点もあろうかと思いますが、どうか今日は思いきり楽しんでいただきたいと思います。
8.むすび
私たちは、これからも郷土の発展と社業の発展のために、さらなる精進を重ねて参る所存でございます。何卒、これまで以上に皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。
最後になりましたが、ここにご列席いただきました皆様方に重ねて感謝申し上げまして、私の挨拶と致します。本日は誠にありがとうございました。