・第1回(2015/11/02) ・第2回(2015/11/24) ・第3回(2016/02/12)
・第4回(2016/02/26) ・第5回(2016/04/01) ・第6回(2016/04/16)
(諸事情により中止)
・第7回(2016/06/01) ・第8回(2016/07/02) ・第9回(2016/11/16)
さる2月6日に、第12回第一セミナーを開催いたしました。今回は、福島県にある寿建設(株)の社長である森崎氏に「トンネルの建設と補修について」と題した講演をいただきました。
寿建設は黒部第4発電所工事(第5工区)に参画していた、トンネル施工のエキスパート会社である。講演は、現在の福島県の状況や難工事であった当時の貴重な映像を見せていただいたとともに、トンネルを建設している立場からの効率的なトンネル補修工法の紹介をしていただきました。
さる12月8日に、第11回第一セミナーを開催いたしました。今回は株式会社久本組企画支援室の河野千代様をお招きし、「私の勉強法~技術士を目指して~」と題して講演をしていただきました。
女性でありながら常に男性に負けないという強い意志と仕事に対する情熱を持っており、高知のはちきん以上のパワフルさに圧倒されつつも、今までとは違った切り口や視点での講演に社員一同熱心に聞き入っている様子でした。また懇親会では、仕事に対する想いと夢を語り合い、交流を深めました。
真摯に仕事に取り組み何事もあきらめない姿勢の大切を改めて見つめ直し、それぞれの胸に残るまさに「熱い」講演となりました。
さる11月28日に、第10回第一セミナーを開催しました。今回は応用地質(株)の上野将司顧問による「建設工事と地盤のトラブル」と題した講演を本社1F研修室にて開催しました。講演は上野さんのこれまでの経験を凝縮した非常に有意義な内容でした。
我々、設計技術者は、構造物を構築する周辺の狭い範囲の地形のみに着目してしまいがちであるが、その地形のなりたちを理解するにはもう少し広い視野で「地形を見る」ことが大切であることを理解することができました。
実は当社での上野さんの講演は、平成24年11月に続いて2回目である。遠い高知まで来てくれることには、とても感謝しています。
さる11月16日に、第9回第一セミナーを開催しました。今回は(株)フジタ建設コンサルタントの鈴木清理事による「私の技術士受験体験から皆さまへ」と題した講演をいただきました。
鈴木さんは国土交通省を退職直後に技術士一次試験、二次試験と受験し合格しました。その経験を弊社の受験者に伝えていただきました。特に時間を有効に利用することや3つの「ション」(①ミッション:使命、②パッション:情熱、③アクション:行動)の必要性の話をいただきました。
このセミナーから弊社の来年の技術士受験がスタートしました。
さる7月2日に、平成28年度経営方針発表会の特別講演として第8回第一セミナーを開催しました。今回は、神鋼建材工業株式会社顧問役の林光雄講師に「土佐の英雄『金子直吉と鈴木商店』」、京都大学大学院工学研究科教授の木村亮講師に「土木の世界に新しい風を吹かせる」と題した講演をしていただきました。
林講師による講演では、直吉の言い訳をしないという信条に感銘を受けました。また、直吉が高知出身者であった事に嬉しさを感じた反面、その存在を知らなかった事が恥ずかしい限りでした。
木村講師による講演では、世界の道を住民とともに直し、「自分たちの道は自分たちで直せる」という意識を広げることで農村コミュニティが活性化し、次の発展に繋がるという仕組みが大変素晴しいと感じました。
弊社は、産官学(高知大学、高知県、民間コンサルタント)連携の調査団として6名が参加し、5月6日~8日に平成28年熊本地震の現地調査を実施しました。また、5月14日~16日に高知県地震防災研究会の一員として2名が現地調査を行いました。さらに、6月5日~7日には、弊社18名の職員が災害ボランティア活動+現地調査を行う予定となっています。
第7回第一セミナーは、この現地調査の報告会として5編の報告をしました。その後、来週から出発する災害ボランティア団の壮行会を行いました。
今回のセミナーは、地域の防災力向上のための啓発活動の一環として、介良野地区を主体とした地域の方々にもご案内をさせてもらい、多くの方々に参加していただきました。
弊社は今後もこのような取り組みを通じて、「高知県を守る」企業として地域に貢献していきます。
さる4月1日に、平成28年度入社式の特別講演として第5回第一セミナーを開催しました。今回は、愛媛大学防災情報研究センター部門長で副学長でもある矢田部教授を講師にお招きし、「国土強靭化を担う土木技術者たれ」と題して講演をいただきました。
講演では、我が国がこれまでの約100年間で直面した国家存亡の危機である明治維新と太平洋戦争の敗戦に際して土木技術者がどのような働きをしたか紹介していただきました。明治期の土木技術者は若くとも国を背負っているという自覚と覚悟のもと研鑽に励み、その成果として西欧諸国に引けをとらない近代国家を樹立しました。また、終戦後の土木技術者は東名高速や新幹線などの交通基盤だけでなく、電力供給源としてのダム整備など産業基盤としての社会インフラの急速整備を通じ,高度経済成長を成し遂げました。
これら先人たちの働きを通して、現在の日本が直面している少子高齢化や国際問題、社会インフラの老朽化あるいは自然災害に対する備えなどに土木技術者としてどう立ち向かうべきか、その矜持を示していただきました。
新入社員だけでなく、参加した全社員が土木技術者としての誇りと使命に背筋が伸びる思いでした。
さる2月26日に第4回第一セミナーを開催しました。今回は、徳島大学工学部准教授の蒋景彩氏をお招きし、「斜面安定解析の話題」と題して講演をいただきました。
蒋准教授は、1996年より徳島大学に在籍され、徳島大学で博士号を取得されています。
講演では、なぜ徳島大学に来ることになったのか、また、外国で仕事をするということの意味や、外国人と出会うことでできた研究について興味深いお話を聞かせていただきました。
また、斜面安定解析については、同じ試料、実験結果でもモデル化のプロセスが異なると得られる結果が異なる場合があることを実例を交えて説明していただきました。
我々は確立された手法に則って解析や設計を行っていますが、実際にはその手法を適用するための条件を確認しておかないと、結果に大きな影響が出ることを再認識することができました。
今回は少し専門的な内容だったこともあり、設計部門を主体に約30名の参加者でしたが、予定時間を30分ほど超過して討議が交わされました。
さる2月12日に第3回第一セミナーを開催しました。今回の講演内容は、岐阜大学工学部の沢田教授による、「ドローン活用上の課題と今後の展望」と同じく岐阜大学工学部の村田客員教授による、「表面波探査技術の開発」の2つでした。
沢田教授からは、これまでの運用実績を基に、UAVに代表されるドローンを現場調査などに活用する際の問題点や事前準備の重要性などについて講演をいただきました。
村田客員教授からは、研究グループが開発している表面探査装置について、その理論と実際に使用した探査結果、最新の探査機器の開発状況などについて講演をいただきました。
今回は、社外からの参加者も含め、約80名の参加者があり、活発な討議が交わされました。
2月23日(火)に発行された建通新聞(高知)8面の地域ニュース欄に掲載されました。
詳しくはこちら→建通新聞(高知)に弊社第一セミナーの記事が掲載
11月24日、第2回第一セミナーを開催しました。今回のセミナーでは、当社藤原技術顧問から「検査報告から見たミス防止対策―大きなミスを防ぐために―」と題した講演をいただきました。講演では、過去から最新の会計検査報告まで様々なミスの事例を引用しながら,会計検査でどのようにミスを見つけるか、その取組姿勢を教えていただきました。
参加した社員は、ミスの発見はミスのない成果品を実現するために避けられない手順であることを再認識し、今後の業務に活かすべく決意を新たにしました。セミナーには30名の社員が参加しました。
第一コンサルタンツでは、社員の人材育成の一環として、様々な分野の第一線で活躍されている方々に講演をして頂き、一緒に議論する場を確保することを目的として,「第一セミナー」を開催することが決定しました。
11月2日に記念すべき第1回第一セミナーを高知大学原教授とその研究室の石川さんをお招きし、新社屋建設に先立ち実施した常時微振動観測結果について報告して頂くとともに、新社屋に併設した防災井戸に関連して「大規模地震における給水インフラの被害と井戸の地域防災への活用」と題して講演していただきました。また、10/2~10/8の日程で弊社設計一部長西川が同行したゴルカ地震によるネパール山岳道路災害調査の報告を行いました。セミナーには23名の社員が参加しました。